鍵マークがないホームページ・Webサイトは危険!?「保護されていない通信」ってなに?

鍵マークがなく、「保護されていない通信」と出ているサイトありますよね?
今回はこのようなサイトが危険なのかについて解説します。

セキュリティ対策が不十分

鍵がついているホームページは「SSL」というインターネットを暗号化するプロコトルが入っているページです。

プロコトルとは、通信やデータの交換が行われる際に使用される取り決めや規約のこと。
異なる機器でスムーズにデータの受け渡しや通信が行われるために必要なものです。

SSLは以下のような役割を持っています。

  • データの暗号化
    SSLはデータを暗号化し、第三者がデータを受け取っても理解できないようにします。これにより、ユーザーがお問い合わせフォームなどに送信する機密情報(パスワード、クレジットカード情報など)が保護されます。
  • データの完全性の保持
    SSLはデータが途中で改ざんされていないことを確認し、データの完全性を保ちます。これにより、通信中にデータが改ざんされた場合、通信の安全性に関する警告が発せられます。
  • 認証
    SSLは、ホームページが本物であることを確認するための手段を提供します。SSL証明書により、ウェブサイトが信頼性のある認証機関によって検証されたことが示されます。

「鍵マークがついている」ということは、通信が暗号化されていて安全なホームページという証拠なんです。

逆に「保護されていない通信」と出ているホームページでは、パスワードやクレジット情報、名前、住所などの機密情報が抜かれてしまう可能性があります。

鍵マークをつけるにはどうすればいいの?

これはホームページの保有者の方がSSLを有効にしなければなりません。SSL化するにはサーバーから設定をする必要があります。

ご使用のサーバーによって方法が異なるので、サーバー会社で方法を調べるか、ご自身で行うのがめんどくさい!と言った方は弊社で代行いたします。

記事監修

プリズムゲート株式会社 代表取締役 芝田 弘美

Web業界27年のWeb販促デザイナー。Web制作のほか、年間20件ほどセミナー・研修の講師を務める。幼少期からの実店舗での経験を生かし、集客できるホームページを日々提案している。
2000年プリズムゲート株式会社を起業。著書「Webライティング大全100」「ホームページ集客大全100」「儲かる会社はホームページが9割!」「士業のためのホームページのつくりかた」