URLとドメインの違いは?

URL(Uniform Resource Locator)とドメイン名は、どちらもホームページの所在地を表すものです。しかし、URLはドメイン名よりも詳細な所在地を表します。URLは、ドメイン名のほかに、特定のページやコンテンツを見つけるために必要な他の要素が含まれています。例えば、URLには、プロトコル・ドメイン・独自ドメイン・ディレクトリ・ファイルなどが含まれることがあります。

このことから、わかるように「ドメイン名」はURLを構成する要素の1つです。
ドメイン名は、ウェブサイトのトップページの所在地を表し、ユーザーがホームページにアクセスする際に、最初に入力するものです。

URLとドメイン名は、どちらもウェブサイトの所在地を表す重要な要素ですが、URLは、ドメイン名よりも詳細な所在地を表すため、特定のページやコンテンツにアクセスする際に使用されます。このURLとドメインの違い、について詳しく説明していきます!

URLとは

URLの正式名称は「Uniform Resource Locator」の略で、インターネット上のホームページやファイルの位置(情報資源の場所)や情報を示すものです。インターネット上の住所のことです。通常、プロトコル://ドメイン名/ディレクトリパス名/ファイル名という形式で構成され、ホームページの住所(アドレス)としてブラウザーの上部に表示されます。

日頃、お世話になっているインターネット上で見るホームページには、1つ1つ、個々のURLが設定されています。

ドメインとは

ドメインは英語の「domain(領域)」に由来し、URL中でも、サーバーの位置情報を示すIPアドレスを変換した文字列のことです。URL中でも、サーバーの位置情報を示すIPアドレスを変換した文字列のことです。つまりドメインはURLの一部ということです。

IPアドレスとは、インターネット上でコンピュータや機器を接続するために必要な重要な技術です。
インターネット上でコンピュータや機器を識別するために使用される番号です。IPアドレスは、12桁の数字で構成されており、4つのパートに分かれています。各パートは、0〜255の数字で表されます。IPアドレスは、インターネット上でコンピュータや機器を接続するために必要です。

つまりドメインはURLの一部ということです!
また、ドメインは、ユーザーが任意の文字列を取得可能で、その場合はホームページアドレスやメールアドレスを、好きな文字列で構成できます。

ドメインて何?ドメインの種類によって機能に違いがあるの?

ドメインって何?色々な種類によって違いがあるのかな?
ホームページを作る時、絶対に必要なドメイン。
まずはドメインとは何かを知ろう!

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インターネット上での活動に欠かせないものです。
ドメイン名を取得することで、ユーザーは独自のホームページやメールアドレスを作成することができます。

URLを構成する要素

  • プロトコル
  • ドメイン
  • 独自ドメイン
  • ディレクトリ
  • ファイル

「https://」から始まるホームページのURLは、さまざまな役割を持った部位の組み合わせによって構成されています。

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プロトコルドメインディレクトリファイル

プロコトル

「http」(HyperText Transfer Protocol)、日本語にするとハイパーテキストリンクで構成されたホームページとサーバの間で情報をやり取りするためのネットワークのことです。httpは、テキストベースのプロトコルであり、テキストのみを送受信することができます。

ハイパーリンクとは、他のホームページに接続できるようにリンクすることで、ユーザーは、ウェブページを閲覧する際に、興味のあるページや情報に簡単にアクセスすることができます。これによってインターネットは、膨大な量の情報が相互にリンクされた、巨大な情報ネットワークへと成長しました。

末尾に「s」が付いた「https」になっている場合は、ホームページとサーバの間での情報が暗号化済みであることを意味します。
暗号化されてないと情報が抜き取られるリスクが高まります。そのため、インターネット上で個人情報や機密情報をやり取りする際に使用されます。例えば、インターネットバンキングやオンラインショッピングなどでは、HTTPSが使用されています。

この「https」にすることをSSL化といいます。

SSL化とは、ウェブサイトのURLを「http://」から「https://」に変更することです。HTTPSは、HTTPに暗号化機能を追加したプロトコルです。HTTPSを使用すると、ウェブブラウザとウェブサーバ間でやり取りされるデータが暗号化されるため、第三者がデータを盗み見ることができなくなります。

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ドメイン

ドメインはURLの中で、Web上の住所です。

本来、ネットワーク上のサーバーの位置情報はIPアドレス(例:192.168.0.1)によって記述されますが、数字の羅列は人間にとって扱いにくいことから、馴染みのある文字列に相互変換する「名前解決」という仕組みが導入されました。
名前解決では、サーバーの管理者はIPアドレスに任意の文字列(ドメイン)を割り当てるので、ユーザーはドメインにアクセスすることでホームページやメールを利用できるようになります。

ドメインってどこで取れるの?

ITが苦手!と感じている人向けに、ホームページやインターネットの初歩的な情報を「ホームページが9割!」の著者であり、ホームページ制作会社代表の芝田がやさしく、わかりやすくお伝えしています。今回はホームページに必須のドメインについて、ドメインの取得方法についてお話ししています。

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独自ドメイン

独自ドメインは、ユーザーが独自に取得したドメインです。

独自ドメインは、一定の料金を支払うことで任意の文字列の組み合わせを選択できます。
ドメインの料金は年間契約制で、定期的に契約を更新し保有権を維持します。
好みのドメインが先に誰かに取得されている場合、その所有者が手放すまでは取得できません。

独自ドメインには、

  • 他との差別化で自社やブランドをアピール
  • 覚えやすく、検索しやすい
  • セキュリティが向上する
  • 信頼感を高めることができる

などのメリットがあります!
独自ドメインを取得することで、ウェブサイトやメールアドレスをより効果的に利用することができます。

ディレクトリ

URLでドメインの後に続くもので、サーバー内にあるフォルダの名称です。

URLのドメイン以降の部分は、サーバー内部のファイルの階層構造がそのまま反映されます。例えば「support」というフォルダの中に「price」というフォルダが入っている場合は、URLのディレクトリ部分は「/support/price」となります。

ディレクトリは、サーバー内のフォルダ名なのでサーバーで任意の文字列を指定可能です。
またWordPressをお使いの方もパーマリンクで簡単に変更できます。コンピュータ全般では「フォルダ」とも呼ばれます。

ファイルの管理や共有に欠かせない要素で、ディレクトリを適切に使用するとファイルの管理や共有を効率化することができます!

ファイル

URLの末尾の文字列で、そのURLが最終的に指し示しているサーバー内のファイルが指定されます。
HTML形式のファイルであれば「.html」、画像形式のファイルであれば「.jpg」となります。

しかし、CMSでは、サーバ内のプログラムによって生成されたコンテンツが表示されるため、URLの末尾にファイル名が表示されないケースが増えています。

URLは、Webページを表示したり、ファイルをダウンロードしたり、その他のインターネット上のサービスを利用する際に使用します。

例えば

あの有名なGoogleのホームページにアクセスする際のURLは、以下の通りです。

https://www.google.com/

ドメイン名は「www.google.com」、ディレクトリパス名は空、ファイル名は「index.html」です。
URLは、インターネット上での情報資源を識別するために重要な役割を果たしています。URLを正しく理解することで、インターネットをより効率的に利用することができます!

最後に

URLとドメイン名は、どちらもウェブサイトの所在地を表す重要な要素です。URLはドメイン名よりも詳細な所在地を表すため、特定のページやコンテンツにアクセスする際に使用されます。

URLとドメイン名について、ご理解いただけましたでしょうか?何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

記事監修

プリズムゲート株式会社 代表取締役 芝田 弘美

Web業界27年のWeb販促デザイナー。Web制作のほか、年間20件ほどセミナー・研修の講師を務める。幼少期からの実店舗での経験を生かし、集客できるホームページを日々提案している。
2000年プリズムゲート株式会社を起業。著書「Webライティング大全100」「ホームページ集客大全100」「儲かる会社はホームページが9割!」「士業のためのホームページのつくりかた」