
「LLMO対策、いつから始めるべき?」
最近、経営者やWeb担当者から時々いただく質問です。そりゃ早ければ早いほど良いですが、予算のご都合もあると思います。AI検索対応の効果から言えば、『サイトリニューアルのタイミング』。Web業界30年・1,000社以上の制作運営経験から、LLMO対策を始める最適なタイミングと、予算を抑えた現実的な対応方法をお伝えします。
皆さん、こんにちは。プリズムゲート株式会社の芝田弘美です。
「LLMO対策、うちはいつ始めればいいの?」——気になってはいるけれど、今やるべきか、もう少し様子を見るべきか、判断に迷っている経営者・Web担当者の方が本当に多いです。
今回は、LLMO対策の効果を最大限に引き出せる「タイミング」と、予算的にすぐ大規模改修ができない場合の現実的な対応策、そしてWeb制作会社選びで失敗しないためのポイントをお伝えします。
最も効果的なタイミングは「サイトリニューアル時」
結論から言うと、LLMO対策の効果を最大化できるのは、ホームページをリニューアルするタイミングです。
理由はシンプル。LLMO対策の本質は、AIにもユーザーにも「わかりやすい情報整理」をすること。リニューアル時なら、サイト全体の情報構造をゼロから設計し直すことができ、最も効果的なページ構成に作り変えられるからです。
例えば、リニューアル時に同時に実施できるのは次のような項目です。

商品・サービスを1ページ1テーマで整理し直す(LLMO対策&SEO対策)

会社情報・代表プロフィール・沿革を体系的に再構築する(LLMO対策中心)

実績・お客様の声を業種別・課題別に分類する(LLMO対策&SEO対策)

パンくずリスト・グローバルナビゲーション・内部リンクを再設計する(SEO対策中心)

構造化データ(Schema.org)を全ページに適切に設置する(LLMO対策中心)
これらを個別に後から実施しようとすると、その都度、改修コストや作業負荷がかかります。リニューアル時に一気に対応する方が、結果として費用対効果が最も高く、AIにもユーザーにも届くサイトに仕上がります。ホームページの寿命は5〜7年程度。次のリニューアルが視野に入っている会社は、ぜひこのタイミングでLLMO対策を組み込んでください。
予算的に全改修が難しい場合は「一部改修」でも対応可能
「今年はリニューアルの予算が取れない」——そんなお客様も多くいらっしゃいます。リニューアルは数百万円規模になることも珍しくないので、当然のお話です。
その場合は、一部改修で対応することも可能です。優先順位として、当社がおすすめするのは次の5箇所です。
①トップページの差し替え(LLMO対策)
会社の事業内容・ターゲット・強みが300文字以内のリード文で明確に伝わる構成に。AIが最初に学習する最重要ページです。
②商品・サービスページの整理(LLMO対策&SEO対策)
1ページに複数サービスを詰め込んでいる場合は、1ページ1サービスに分解。具体的な数字・対応エリア・実績を盛り込みます。
③実績ページの手直し(LLMO対策中心)
施工件数・導入社数・対応年数など、具体的な数字を入れ込み、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を強化します。
④会社情報の不足箇所を追記(LLMO対策中心)
代表プロフィール・沿革・所在地・許認可・有資格者数など、AIが企業の信頼性を判断する項目を整えます。
⑤構造化データ(Schema.org)の挿入(LLMO対策中心)
会社情報には「Organization」、代表プロフィールには「Person」、FAQページには「FAQPage」など、ページの種類に応じた構造化データをHTMLに埋め込みます。これによりAIは、テキストで書かれた情報だけでなく「この数字は創業年」「この名前は代表者名」と機械的に正確に認識できるようになります。見た目に変化はない裏側の改修ですが、AIへの伝達精度が大きく上がる重要な施策です。

ただし、正直にお伝えします。LLMO対策を前提に設計し直した「リニューアル版サイト」と比較すると、一部改修の効果には限度があります。それでも、何もせず放置するよりは確実に変化が出ます。「予算が出るまで何もしない」のは、AI検索が急速に普及している今、機会損失そのものです。
Web制作会社選びの注意点:「SEO 10年以上」+「LLMO対策コンサル」の組合せがおすすめ
ここからは、Web制作会社選びの本音の話です。
Web業界は、制作会社のスキル差が本当に激しい業界です。これは昔から変わりません。そして残念ながら2026年現在、LLMO対策に具体的に対応できる一般的なWeb制作会社は、まだごく少数です。「LLMO対策できます」と謳っていても、実態は構造化データを少し追加する程度、というケースもよく見受けます。
もし、お付き合いのあるWeb制作会社でLLMO対策の対応が難しい場合、おすすめしたいのが「SEO対策の経験年数10年以上のWeb制作会社」+「LLMO対策のコンサルタント」の組合せです。
SEO対策の経験が長い会社は、検索エンジンに評価される情報整理の基礎力があります。(加えて、数々のSEO対策トラブルを対応してきたノウハウもあります。)LLMO対策とSEO対策は重なる部分が多いため、この基礎力は非常に重要。そこにLLMO対策のコンサルタントが加わることで、AI時代に対応したサイトに仕上がります。「制作会社にすべてお任せ」では、現状LLMO対策まで踏み込めないケースが多いのが実情です。
当社はLLMO対策コンサル+制作運営を一気通貫で対応

少々手前味噌になりますが、当社プリズムゲートは、LLMO対策のコンサルティングから、実際のWeb制作・運営まで一気通貫で対応できる、業界でも珍しい会社です。
コンサルタントと制作会社を別々に手配する手間がなく、意図のズレも生まれません。
26年間、士業や中小企業を中心に1,000件以上のホームページ制作・運営に携わってきた現場経験と、私自身のWeb業界30年のコンサルティング経験。この両輪で、お客様のサイトをAI時代に最適化していきます。
なお2026年6月、私の書いた『今すぐできるLLMO・AIO対策テクニック100』(秀和システム)が出版されます。この本をきっかけに、多くのWeb制作者がLLMO対策に対応できる世の中になればという思いを込めて、執筆しました。
「うちはリニューアルのタイミング?それとも一部改修で十分?」——判断に迷ったら、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。御社のホームページの現状を拝見した上で、予算とゴールに合った最も費用対効果の高い対応プランをご提案します。
LLMO対策は、今始める会社が、5年後・10年後の集客基盤を手にする対策です。一緒に取り組んでいきましょう。
著者紹介
芝田弘美(しばた ひろみ)
プリズムゲート株式会社 代表取締役
Web業界30年のWebコンサルタント。1,000社以上のWebサイト制作・運営に携わる。現在は「今すぐできるLLMO対策テクニック100」(2026年6月・秀和システム新社より出版予定)を執筆中。LLMO対策セミナーの講師として、中小企業のAI時代に向けたWeb戦略を支援している。特技は日本舞踊(師範)、空手(三段)。
著書:ホームページ集客大全(自由国民社)、Webライティング大全(自由国民社)、儲かる会社はホームページが9割!(自由国民社)、士業のためのホームページのつくりかた(中央経済社)

