こんにちは、いとうです。
さっそくですが、みなさん“DMC”ってご存知ですか?
「私知ってる!」と思ったそこのあなた!すごいすぎます!!
まず、先日弊社でデザイナー・クリエイターの方々の集まり“アルティネット”というものがありまして、私も参加させていただきました。
今回の講師は有限会社dmc.代表取締役のプロダクトデザイナー河野史明さんです。
そのテーマに登場したのがまさしく「DMC」です!
DMC = 「ダメ マシーン クリニック」
「なんのこっちゃ?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、河野さんは全国に存在する「ダメ」な「マシーン」を取り上げて、分析し、改善案を提案するということをブログなどでされているんです。
その話の内容が中々興味深く、あっという間に一時間たってしまいました!
例えばこちら。
うーん、典型的なDM(ダメ マシン)。トイレの個室内にある、子どもを座らせる椅子ですね。。このままでは自由に子どもが鍵を開けることができちゃいますよね。
(ちなみにこれって女性用にしか設置されてないものでしょうか?)
狭いスペースを利用して設置しようとする設置者の優しさは感じられるのですが、出来上がるまで気付かないものでしょうか?苦笑
ここで河野さんは「このDMはここが悪いから、こうしたらいい!」という分析&改善案を提示するということをしてくれるのです!
ちなみにこのDMの場合は、すでにあるのですが、子どもの手の届かない高い位置にもう一個鍵を設置する、という改善ですね。
上記は簡単な例ではありますが、その他にも、コンビニ内のカフェマシーンであったり、駅構内のコインロッカーなど、比較的複雑な機械を取り上げて診断しておりました。
今回の話で何が面白かったかというと、巷にあふれるマシーンは、人間の心理をよく理解した上で作られるべきだ、ということですね!
当たり前と言えば当たり前のことですが、改めてデザインの世界って心理学に基づいてされるべきなんだな〜って感心しました。
あっ、ちなみにタイトルの○○に入るのは
「ダメを憎んで、マシーン憎まず!」です 笑
みなさん使いにくいからと言って機械にあたってはダメですよ!苦笑
ぜひ河野さんのDMCブログ、チェックしてくださいね♪
いとうでした!