【コラム】「SNSは若者のもの」と思ってませんか?シニアのYouTube利用率、実は9割!

こんにちは、プリズムゲートの芝田弘美です。
実は私、YouTubeで「坂東流日本舞踊教室」というチャンネルを運営しています。

そう思って、1人で撮影し1人で動画編集もやって始めたチャンネル。そして、ネガティブコメント(+業界からの批判)にも耐える日々を送っております。ただいま登録者数2400人をやっと超えました!

ところがYouTubeアナリティクスを開くと、 視聴者の70%以上が65歳以上。しかも女性の視聴率が88%。

若者に届けたかったのに、シニアの方々にめちゃくちゃ見られているのでした。
正直ウケました。

しかし、私の努力もちゃんと無駄じゃなかった! YouTubeを見て、ホームページに来て、そこから20代の方の入門が続いてるんです。 もちろんシニアの方も( ̄▽ ̄)

つまりYouTubeが入り口になって、ホームページで詳しい情報を見て、実際の行動(入門)につながっている。 これ、まさに企業のWeb集客と同じ流れです。

そしてこの結果、Web業界30年やってきた私から見ると 「やっぱりそうだよな」って話なんです。 すごく今の時代を映してると思います。

データが証明する「シニア×動画」の今

総務省の情報通信白書(令和7年版)によると、YouTubeの60代利用率は7割超え。
50代に至っては8割を超えています。

さらにNTTドコモ モバイル社会研究所の2025年1月調査では、 SNS利用率が60代で9割、70代でも7割に達しています。

60代~70代のYouTube利用者を人口に換算すると、推定1,500万人以上。
これ、もう無視できない規模ですよね。

「SNSなんて若い子のものでしょ?」
——もう完全に過去の話です。

シニアは「暇つぶし」じゃなく「情報収集」で見ている

ここが面白いところで、若い世代のYouTube利用目的の1位は「暇つぶし」。
一方、シニアの1位は「自分の趣味や興味に合う情報を得るため」(48.8%)。

つまり、明確な目的を持って動画を見ているんですね。
私の日本舞踊チャンネルもまさにこれでした。

「演目について詳しく知りたい」「お稽古の参考にしたい」 そういう目的を持った方々が見てくださっていたわけです。

テレビの「ながら見」とは全然違う。自分から検索して、能動的に情報を取りに来ている。
ここがシニアの動画視聴のポイントです。

YouTubeだけじゃない。インスタもシニアが急増中

「動画はわかったけど、インスタはさすがに若い子でしょ?」

いえいえ、ここも大きく変わっています。

ビデオリサーチの2024年調査によると、Instagramの利用率は50代で約2人に1人、60代でも約3人に1人。
しかもこの10年間で50代の利用率は約70倍、60代は約37倍という驚異的な伸びを見せています。

特に女性のシニア層でInstagramの利用が伸びていて、おしゃれや料理、旅行などの情報収集ツールとしてしっかり活用されています。

ハルメク・エイジマーケティングの2024年調査でも、50代・60代女性のSNS利用目的の1位は「新たな知識を得るため」。
トレンドや話題のものをチェックする場としてインスタが定着してきているんですね。

Facebookもはや「おじさんおばさんのSNS」

そしてFacebook。

覚えてます?もともとFacebookって、ハーバード大学の学生が作った若者のためのSNSだったんですよ。
日本でも最初は20代~30代が中心でした。

それが今やどうなったかというと…… ビデオリサーチの調査では、2021年以降50代の利用率が全体平均を上回り、60代もほぼ追いつく勢い。若い世代では利用率が伸び悩む一方で、シニア層だけがぐんぐん伸びているんです。

完全に「おじさんおばさんのSNS」になってますよね(笑)

でもこれ、笑い話じゃなくて大事なポイントで。 SNSって、どのサービスもだいたい同じ道をたどるんです。

TikTokだって今は若者中心ですが、シニアの利用率はこの1年で1.7倍に伸びています。
数年後にはTikTokも「シニアが普通に使うSNS」になっているかもしれません。

これ、企業にとって大きなチャンスです

御社のお客様にシニア層がいるなら、動画コンテンツは想像以上に届きます。

しかもシニアの約半数が「YouTubeがきっかけで商品を購入した経験がある」というデータも出ています。日用品や健康食品、サプリメントだけでなく、趣味関連の商品まで幅広く購入されているんですね。

YouTubeだけでなく、インスタやFacebookも含めて、シニアに届くチャネルは確実に増えています。

「うちの業界はシニアにWebは関係ないから…」
——その思い込みこそが、ビジネスチャンスを逃す一番の原因かもしれませんよ!

テキストだけのサイトで情報発信していませんか?
シニア層に向けた動画やSNSコンテンツは、思っている以上に見てもらえますし、しっかり購買行動にもつながります。

動画やSNSを取り入れた情報発信、ぜひ一度真剣に検討してみてください。

気になった方は遠慮なくご相談くださいね!
プリズムゲートでは、動画・SNS活用も含めたWeb戦略のご提案をしています。

参考データ

芝田弘美(しばた ひろみ)

プリズムゲート株式会社 代表取締役

中央大学商学部でマーケティングを学び、大手コンビニエンスストア本部を経て、1996年にWebデザイナーへ転身。2000年にプリズムゲート株式会社を設立。Web業界歴は約30年、累計1,000社以上のコーポレートサイト制作・運営に携わる。現在も約100社のサイト運営を支援しながら「AIがどのサイトを引用するか」を現場で日々検証している。

著書:『士業のためのホームページのつくりかた』『儲かる会社はホームページが9割!』『ホームページ集客大全100』『はじめてのWebライティング大全100』
最新刊として、2026年6月29日『今すぐできるLLMO・AIO[AI最適化]実践テクニック100』(秀和システム新社)を発売

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