
結論からお伝えします。
AIに自社のホームページを紹介してもらうには、自社のホームページで「LLMO対策」を行う必要があります。
そして、これからのホームページには「LLMO対策」が必須です。
LLMO(Large Language Model Optimization)とは、ChatGPTやPerplexityなどのAI検索で自社の情報が紹介されるようにする対策のこと。いわば「AI時代のSEO」です。
そして、これは採用目的のホームページにとっても待ったなしの課題です。
なぜなら、今の10代・20代はAI検索が当たり前の世代だからです。彼らは就職活動でも「○○業界 働きやすい会社は?」「○○市で評判のいい工務店は?」とAIに聞いて、情報を集め始めています。
AIに紹介されない会社は、求職者の選択肢にすら入らない。そんな時代がもう来ているのです。

「うちの会社、AIに聞いたら出てこないんです」
最近、お客様からこんな相談が増えています。
「ChatGPTに自社のことを聞いてみたら、まったく出てこなかったんです…」
Google検索では上位に表示されているのに、AIに聞くと競合他社ばかり紹介される。そんなケースが本当に多いのです。
ある製造業のお客様は、業界では知名度のある会社でした。ところがChatGPTに「○○市で実績のある製造会社は?」と聞くと、名前すら出てこない。
代わりに紹介されていたのは、規模では劣るものの、Webサイトで自社の強みや実績を具体的に発信していた競合企業でした。

AI検索とGoogle検索は仕組みがまったく違う
なぜこんなことが起きるのか。それはAI検索の仕組みを知ると分かります。
Google検索は、キーワードに合ったページを一覧で並べてくれます。ユーザーが自分でクリックして選ぶ仕組みです。
一方、AI検索はAIが「この会社が最適です」と判断した情報だけをピックアップして回答します。 つまり、AIに選ばれなければ、ユーザーの目に触れる機会すらありません。
だからこそ、AIに「この会社の情報は信頼できる。紹介しよう」と判断してもらうための対策=LLMO対策が重要なのです。
AIに紹介されるホームページにする5つのポイント
では、具体的にどうすればいいのか。私がこれまでの研究と実践から特に重要だと考えるポイントを5つお伝えします。
①専門性を言葉で明確にする
「どの業界の、どんな課題を、どんな方法で解決するのか」を具体的に書きましょう。「お客様に寄り添ったサービス」のような曖昧な表現は、AIには伝わりません。AIは専門性が高く、内容が明確な情報源を優先します。
②実績を数字とストーリーで語る
「創業25年」「制作実績1,000件以上」といった数字に加え、具体的な事例を掲載しましょう。AIが信頼できる情報源として認識しやすくなります。
③よくある質問(FAQ)を充実させる
AIはユーザーの質問に対する答えを探しています。あらかじめ質問と回答の形でコンテンツを用意しておくと、AIに引用されやすくなります。
④第三者からの評価を増やす
他のWebサイトやメディアで紹介されること、お客様の声が掲載されていることも、AIが情報源を選ぶ際の重要な判断材料になります。
⑤情報を定期的に更新する
古い情報のまま放置されたサイトは、AIからの信頼度が下がります。ブログやお知らせの更新を続けることが大切です。
SEOだけでは足りない時代に
これまでのSEO対策が無意味になるわけではありません。ただ、SEOだけやっていれば安心という時代は終わりました。
私自身、さまざまな業界でAI検索の動向を調査・分析していますが、AIが参照する情報源の選び方はGoogleのランキングとはかなり異なります。
SEOで上位だからといって、AIに選ばれるとは限らないのです。

特に採用においては、AI検索ネイティブの世代がこれからどんどん求職市場に入ってきます。LLMO対策は、もはや「やった方がいい」ではなく「やらなければ取り残される」段階に来ています。
まずはセミナーで「自社の現在地」を確認しませんか?
プリズムゲートでは、毎月LLMO対策セミナーを開催しています。
「自社のホームページはAIにどう評価されているのか」「何から手をつければいいのか」を知りたい方は、ぜひご参加ください。具体的な事例を交えながら、分かりやすくお伝えしています。
AIに選ばれるホームページづくり、一緒に取り組んでいきましょう。
著者紹介
芝田弘美(しばた ひろみ)
プリズムゲート株式会社 代表取締役
中央大学商学部でマーケティングを学び、大手コンビニエンスストア本部を経て、1996年にWebデザイナーへ転身。2000年にプリズムゲート株式会社を設立。Web業界歴は約30年、累計1,000社以上のコーポレートサイト制作・運営に携わる。現在も約100社のサイト運営を支援しながら「AIがどのサイトを引用するか」を現場で日々検証している。
著書:『士業のためのホームページのつくりかた』『儲かる会社はホームページが9割!』『ホームページ集客大全100』『はじめてのWebライティング大全100』
最新刊として、2026年6月29日『今すぐできるLLMO・AIO[AI最適化]実践テクニック100』(秀和システム新社)を発売。

