SNSをがんばっているのに売上につながらない…受け皿としてLINEを活用せよ

投稿のたびにいいねが増える。フォロワーも着実に伸びている。なのに、売上にはなかなか跳ね返ってこない。
こんな声をよく聞きます。コンテンツの質の問題でしょうか。発信頻度が足りないのでしょうか。

こんにちは、出版社ブックダム編集部の三田です。

今回ご紹介する LINE 運用の専門家・中川聖悟氏の著書『最短 3 ヶ月で成果を出せる 会社を強くする LINE 運用の教科書』は、この「SNS をがんばっているのに売上につながらない」という悩みの原因を、シンプルな言葉で説明しています。

SNS全盛の時代、フォロワーが多いほど有利
そう感じている方も多いのではないでしょうか。確かにフォロワーが多ければ注目は集まりますし、それ自体は大きな強みです。ただビジネスの観点から見ると、フォロワーはまだ「顧客」ではない、という点を見落としがちです。

理由は 3 つあります。

  • まず、SNS のアルゴリズムの変更によって投稿が届かなくなるリスクがある。
  • 次に、フォロワーの多くは「見る専門」であり、企業との積極的なコミュニケーションを求めていない。
  • そして、名前も連絡先も分からないため、企業側から確実にメッセージを届ける手段がない。


極端な話、明日そのSNSがなくなれば、接点はゼロになります。
フォロワーは数として見えますが、企業が直接「所有できる顧客接点」ではないのです。

本の紹介

「最短 3 ヶ月で成果を出せる 会社を強くする LINE 運用の教科書」

著者:中川 聖悟 

出版社:ブックダム
定価:1,980円(税込)
発売日:2026年5月29日
ISBN:9784911160091

著者プロフィール
中川 聖悟(なかがわ しょうご)
株式会社BALSA代表取締役・LINE構築歴6年目
5年半のアメリカ留学、広告代理店勤務を経て世界一周28カ国の旅へ。帰国後、店舗運営の経験を活かしてLINE構築へ参入。フィットネス・クリニックを中心に、上場企業を含む300アカウントの構築・運用に従事。
▶これまで担当した業種
フィットネス、クリニック、学習塾、Webスクール、コンサルティング、ECをはじめあらゆるジャンルでの運用に対応。Lステップ認定コンサルタントとしても活動。

SNS だけでは、購買につながらない構造的な理由

著者は本書の中で、SNSとLINEの役割の違いをこう整理しています。

SNS投稿 →フォロワーが見る →興味付けされていないので、なかなか購買に至らない

SNS投稿 → LINE 登録 →ステップ配信(「欲しい」を作ることができる) →成約

SNSは認知を広げることには優れています。しかしフォロワーから顧客への転換には、「興味付け」のプロセスが必要です。
投稿を見た瞬間の関心は、次のコンテンツが流れてくれば上書きされてしまう。その熱が冷める前に、継続的にアプローチできる仕組みに引き込む必要があります。

それが LINEの役割です。一度友だち登録してもらえれば、アルゴリズムに関係なく、企業から直接メッセージを届けられます。たとえば、登録直後から数日かけて商品の魅力や使い方を順番に配信したり、関心度に応じて異なる情報を届けたりすることができます。

SNSの投稿が流れてしまうのとは対照的に、LINEは届けたい情報を、届けたい相手に、届けたいタイミングで送れる仕組みです。段階的に「欲しい」という気持ちを育て、購買へとつなげることができる。LINEは他のSNSと比べて、売上に直結しやすいというのが著者の一貫した主張です。

受け皿がなければ、努力は積み上がらない

著者がこの本を通じて繰り返し伝えているのは、「受け皿を作っておく」という発想の重要性です。
SNS でどれだけ良いコンテンツを発信しても、見てくれた人をその後につなぎとめる仕組みがなければ、努力は積み上がっていきません。毎回ゼロからリセットされてしまう。

一方、LINEの友だちリストは、積み上がっていく資産です。一度登録してもらえれば、その関係は続きます。

SNSは「出会う場所」、LINEは「関係を育てる場所」

SNSとLINEは、競合するツールではありません。役割が明確に違います。SNSは新しい人と出会うための場所。LINEはその出会いを関係へと深め、購買につなげる場所。この役割分担を意識するだけで、LINE への取り組み方が変わってくるでしょう。

「SNSやWebマーケティングをがんばっているのに売上につながらない」と感じているなら、問題はコンテンツの質でも発信頻度でもないかもしれません。SNSの先に、受け皿があるかどうか。まずそこを見直してみてください。

本書『最短3ヶ月で成果を出せる 会社を強くする LINE運用の教科書』
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