リンクとは?
文章中に下線がや画像をクリックして別のページに飛んだという経験ありますよね?これが「リンク」と呼ばれるものです。
リンクは正式名称「ハイパーリンク(hyperlink)」でWebページ上の文章や画像などをクリックすることで、別のWebページに飛ぶ仕組みのことです。略して「リンク」と呼ばれることが一般的です。

リンクはウェブページの基本的な機能であり、さまざまな情報やコンテンツを結びつけることができます。
ページ上で設定されたテキストや画像をクリックすることで、指定された別のウェブページやファイルに移動する仕組みです。
これにより、サイト内や外部の関連するページに簡単にアクセスできます。
たとえば、ウェブサイトのトップページから関連するページにリンクを貼ることで、ユーザーは簡単に目的のページにアクセスできます。サイトを外部サイトとリンクすることで、ユーザーはより多くの情報にアクセスすることができるようになります。
また、リンクはサイトのデザインにも重要な役割を果たします。コンテンツを関連するグループにまとめることで、ユーザーは簡単に目的の情報を見つけることができます。
サイトのデザインを統一することで、ユーザーに統一感を与えることができ、これにより、ユーザーは「使いやすさ」を感じることができます。
適切にリンクを活用することで、ウェブサイトの親しみやすさ、利便性、デザイン性を向上させることができます。

URLとは何が違う?

URLは「Uniform Resource Locator」の略で、インターネット上のホームページやファイルの位置や情報を示すものです。インターネット上の住所のことです。
リンクとURLの違いは、リンクは別の場所に移動するための入り口で、URLは場所そのものです。
たとえば、Googleのホームページのリンクをクリックすると、Googleのホームページに移動します。この場合、リンクはGoogleのホームページに移動するための入り口。URLはGoogleのホームページの位置を表しています!
URLとドメインの違いは?
URL(Uniform Resource Locator)とドメインは、Webサイトの場所を表すものです。URLは、Webサイトのファイルの場所を示すもので、ドメインは、Webサイトのホストコンピュータの名前を表すものです。

URLは、3つの部分で構成されています。
- プロトコル:Webサイトにアクセスするためのプロトコルを指定します。通常は「http://」または「https://」を使用します。
- ホスト名:Webサイトがホストされているコンピュータの名前を指定します。
- パス:Webサイトのファイルの場所を指定します。
ドメインは、URLのホスト名の部分に相当します。ドメインは、通常、1つの単語または短いフレーズで構成されています。
URLのホスト名とは、Webサイトがホストされているコンピュータの名前です。
ドメインは、URLのホスト名の部分に相当します。
たとえば、GoogleのURLは「https://www.google.com/」。この場合、ホスト名は「www.google.com」です。
ドメインは、ホスト名の「www.google.com」の部分に相当します。ドメインは、通常、1つの単語または短いフレーズで構成されています。ドメインは、WebサイトのURLに使用されるため、覚えやすく、発音しやすい名前にすることが重要です。

ドメインはWebサイトのURLに使用されるだけでなく、メールアドレスにも使用されるので、覚えやすく、発音しやすい名前にすることが重要です!
URLとドメインは、どちらもWebサイトの場所を表すものです。
しかし、URLは、Webサイトのファイルの場所を示すもの。
ドメインは、Webサイトのホストコンピュータの名前を表すものです。
リンクからページが飛ぶときはそのままのタブ?別タブ?

タブとは、上の画像の部分のことです。複数ページの切り替えなどに使います。
リンクの開き方には主に2つの種類あり、まず同じタブで開く場合は、現在閲覧しているページを閉じることでリンク先のページを表示します。
一方、別タブで開く場合は、現在のページを表示させたまま、新しいタブを開いてリンク先のサイトを閲覧します。
リンクした時、新しいタブで開くべきか、そのままのタブで変わった方がいいのか迷いますよね。
結論から言いますと、自分のホームページ内に飛ばすならそのままのタブ、別サイトのリンクなら新しいタブが良いです。
別タブで開くメリット
離脱率が下がることが挙げられます。ユーザーがリンクをクリックしても自分のページが残るため、戻る操作をしなくても良くなります。これにより滞在時間が延び、ユーザーがサイト内でより多くの情報を見る可能性が高まります。
別タブで開くデメリット
スマホユーザーにとって煩わしい操作になる可能性があります。別タブで開いた場合、スマホの戻るボタンをタップしても前のページに戻れないことがあります。これにより、ユーザーが戸惑うことがあります。
同じタブで開くべきリンク
- サイトの主要なコンテンツに関連するリンク
- ユーザーがすぐに戻ってくる可能性が高いリンク
- ユーザーがすぐに離脱する可能性が高いリンク
別タブで開くべきリンク
- サイトの主要なコンテンツに関連しないリンク
- ユーザーがすぐに戻ってくる可能性が低いリンク
- ユーザーがすぐに離脱する可能性が低いリンク
適切なリンクの開き方は、ユーザーの利便性や体験を考慮して決定する必要があります。特にスマホユーザーにとって、別タブで開く際には注意が必要です。
また、SEO対策の観点でユーザーの滞在時間が多い方が良いサイトと認識されます。
別サイトへリンクするなら、なるべく自分のホームページから離れないように新しいタブで開くことを推奨します。

SEOとは?どのような対策をするの?
SEOは「Search Engine Optimization」の略であり、検索エンジン最適化を指します。
具体的には、有益なコンテンツを提供し、技術的にWebページを最適化することで、検索結果に上位表示させる取り組みです。
SEO対策を行うことで、Webサイトのアクセス数を増やし、ビジネスの成長につなげることができます!
ただページを増やすだけではなく、ユーザーにとって有益なコンテンツを追加・改善し、分かりやすい導線を設計することが重要です。
SEOの最大のメリットは、自然検索(オーガニック検索と言います)からの流入数が増えること。
自然検索は有料検索(リスティング広告)と異なり、クリック毎の課金がないため、増えた流入に比例して広告費が増えることはありません。
サイト内の良質なコンテンツと効果的なランディングページにより、コンバージョン率も高められます。

また、SEO対策にかかった費用以上のコストをかけずに流入を継続的に獲得できる点も魅力的です。さらに、コンテンツは資産として長期間活用でき、ブランディングや顧客アプローチにも貢献します。
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この情報がお役に立てば幸いです。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
記事監修
芝田弘美(しばた ひろみ)
プリズムゲート株式会社 代表取締役
Web業界29年のWebコンサルタント。現在まで1000社以上のWebサイト制作に携わる。中小企業に「インターネットを上手に使って、事業を伸ばしてほしい!」という想いでサポート中。特技は日本舞踊(師範)、空手(三段)。著書に『ホームページ集客大全』(自由国民社)、『Webライティング大全』(自由国民社)、『儲かる会社はホームページが9割!』(自由国民社)、『士業のためのホームページのつくりかた』(中央経済社)

