教養としての企業分析

企業で働くのに『どんな企業か?』判断できる基準がわかる

教養としての、、、というタイトルにある通り、何も知らない一般の人や学生もわかる内容です。
小難しい企業分析は出てきません。

イメージだけでなんとなく判断していた上場会社の実際、キチンとしたニュースソースはどこか?四季報のどこを見るか?など、何も知らない人は特に知っておくと役立つ情報が満載の本だと感じました。

著者 経済ジャーナリスト田宮寛之さん

経済ジャーナリスト、東洋経済新報社・編集局編集委員、拓殖大学講師、明治大学講師。

1963年、東京都生まれ。明治大学経営学部卒業後、日経ラジオ社に入社。株式・為替・債権など金融マーケットを担当。1993年東洋経済新報社に入社、その後、記者として勤務し、『週間東洋経済』編集部デスクとなる。その後、株式雑誌『オール投資』編集長、『東洋経済HRオンライン』立ち上げ編集長。『就職四季報プラスワン』編集長を兼務。2016年より編集局編集委員。

最近は取材活動のかたわら、全国の大学やキャリア団体、企業などで講演も行う。

「みんなが知らない超優良企業」講談社+α新書
「2027日本を変えるすごい会社」自由国民社
「就活のための四季報活用法」三修社 など著書多数。

本の内容・目次

第1章 企業を知るための基礎知識

 よく聞く「持ち株会社」とは?
 「BtoB」「BtoC」「BtoG」そして「DtoC」
 ベンチャー企業を取り巻く環境は改善しつつある
 老舗企業の凄みに注目
 国内企業の中で大企業はわずか0.3%
 イメージとかなり違う!外資系企業
 ドラスティックな決断もすぐにできる!
 オーナー企業のメリットとデメリット
 本当に理解してある?上場・非上場企業の違い

第2章 ビジネスエリートは知っている!有望企業の探し方〈新聞・TV・証券アナリスト〉

 スマートなビジネスパーソンならば自分で企業研究をしよう
 経済記事をどう読めばいいか
 株価チェックで日本経済と企業の状況を知る
 今すぐ誰にでもできる企業分析
 簿記が分かれば企業理解が進む

第3章 ビジネスエリートは知っている!有望企業の探し方〈会社四季報・就職四季報〉

 『会社四季報』で企業分析してみよう
 会社四季報の読み方 9カ所見ればその企業がわかる
 会社四季報で平均年齢と年収をチェック
 将来性の高いグローバル企業を探すには
 『会社四季報』で会社の最高実力者を探すには
 借金に依存している企業をチェックする方法
 【キャッシュフロー】で会社を知る
 倒産の可能性が高い会社を見つけるには
 『就職四季報』は就活生だけのものではない
 離職率が低い会社を探すには
 ゆとりある生活を送れる企業か?
 女性が長く働きやすい会社か?
 産休・育休が充実した企業を見つけるには?
 女性が昇進して活躍している会社か?

第4章 成長業界・企業を見つけるポイントとは

 【1】ウイルスとの闘いと共存
 【2】世界的な人口増加
 【3】国内の人口減少と高齢化
 【4】環境問題の深刻化
 【5】防災・復興

終章 お金とキャリアと企業

 「投資は買わない」
 FX取引の魅力とリスク
 転職成功のために何を

日本の会社は、創業100年超企業が世界で一番多い!

第1章の企業を知るための基礎知識の部分は、今まで何となくニュースなどでわからないまま流していた単語が、はっきりわかって、日本の企業がおもしろくなってきました。個人的には、日本の会社は、創業100年超企業が世界で一番多い!さらに、創業1000年超の会社が10〜20社もある!と改めて認識して、ビックリ!

新聞記事や四季報をどう見るか?具体的な記述で、学生の就活や転職には、かなり役立ちそうです。知らない部分だけ先に読んでも、しっかりわかる構成になっています。企業でキャリアを築いていきたい人には、必須の知識が詰まった本です。
それと、経営者が企業は『外部からどう判断されているか』を知るには良い本だと感じました。

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