こんにちは、二宮です。
最近気温の変化が激しいですが、皆さん体調崩されていないでしょうか?
さて、今日は「士業ホームページで気をつけること(文章編)」というテーマでお伝えいたします。
気をつけることと言ってもいろいろありますが、私のこれまでの経験の中のベスト1を書きます。
それは「分かりやすい文章を書く」ということです。
お客様は何か問題があって初めてホームページを訪れます。
当然、士業の方が普段当たりまえに使われている専門用語などについて、慣れていらっしゃらない方がほどんどです。
そのためお客様にとって、聞きなれない言葉がたくさん書いてあると難しさを感じます。
そして、結局ホームページから離れ、より分かりやすく書いてあるホームページを探しにいってしまいます。
ページタイトルはより多くの人に伝わる言葉で作成する
例えば相続手続きの業務内容で、「相続登記」というタイトルのページがあるとします。
相続登記の意味を知っていれば、何が書いてあるかはすぐに分かります。しかし意味を知らなければ「なんのことだろう?」と思って、ページの中まで見ない可能性があります。
それを「不動産の相続でお困りの方へ」と言い換えるとどうでしょう。
何が書いてあるのかイメージがつく人が、より多くなると思います。
実際私が不動産の相続で困っていたとしたら、ここを見ればいいんだ!とすぐに分かります。
このように、できるだけ多くの人に伝わる言葉でページタイトルをつけることをお勧めします。
文章量は長くなりすぎずシンプルに
最近の傾向として、文字ばかりのホームページはあまり読まれなくなってきています。文章量が多いと、読むのに面倒くささを感じますし、目も疲れます。なので言いたいことを絞り、できるだけシンプルな文章にすることをお勧めいたします。
書いた文章は一度見直し、長すぎる文章は途中で区切り、内容がかぶっているところは省略したりする工夫が必要です。
そんなに時間をかけず、少し見直すだけでも全然違いますので、ぜひお試しください。
第三者に見てもらう
ご自身だけで文章を見直していると、それでいいのかよく分からなくなってくると思います。そんな時は、士業のことをあまり知らない方に見てもらうこともとても有効です。
例えばお客様や、身近なご友人、まだ経験の浅いスタッフの方など。第三者の目線で見てもらうと、分かりにくいところや改善点がすぐに見つかります。
文章についてはご自身で原稿を作成し、ホームページの制作会社に調整を頼むこともあります。ある程度制作会社の方が調整もされることも多いと思います。しかし原稿を作成するご自身も、分かりやすく書く、という意識があると、より良い文章ができあがります。
以上、士業ホームページで気をつけること(文章編)でした。
ホームページに掲載する文章作成の際の、参考になれば嬉しいです。