ホームページの運営に英語は必要?

「Operating System not found…」

これはIT業界において最も恐れられている英語です。

冒頭のメッセージは主にパソコンの起動時に真っ暗な画面に白い文字で表示されるエラーで、Windowsのシステムファイルが見つからないというエラーです。

これを見た後に泣く泣くパソコンを買い替えた・・という嫌な経験がある人も多いのでは無いのでしょうか?

先ほどのエラー分の後半の部分、Not found「見つからない」という意味です。

これはインターネットを見ていても稀にみる英語ですね。これが表示された時は「見ようとしているページが見つからないよ」という意味だったのです。

このようにインターネットを見ていて、またはホームページを更新していて度々目にする英語。「ホームページを運営するのって英語を使うんじゃないの?」という疑問を持つ方もいるかと思います。
今回は「ホームページの運営に英語が必要か」どうか書いていきたいと思います。

1)IT業界と英語

普段、インターネットで色々なホームページを見たり、会社のホームページを更新した時に急に英語が出てきてびっくりしたことはありませんか?

「なんだろう、なんて書いてあるのか分からない・・」
「これは押しても平気なんだろうか?」
「とんでもないエラーが起きているんじゃないか?」

などと不安な気持ちになることも多いかと思います。

IT化が進み、だいぶ日本語対応しているサービスも増えてきたとはいえ、まだまだ度々言語の壁にぶつかってしまうことも多いIT業界。 そもそもコンピューターソフトウェアを作っている企業は英語圏の企業が多く、システムを作っているプログラミング言語英語がベースですし、世界共通語である英語がインターネットで使用されるのは仕方のないことです。私たちの様な制作会社やプログラマーたちは英語が母国語の人はズルいなぁ」とボヤいたりもしたものです。

そうなると「ホームページの運営には英語が必要なんじゃないか」と思ってしまうかも知れません。
実際はどうなのでしょうか?

2)ホームページの運営は英語ができなくても大丈夫!

確かに私たちのような制作会社ですと、海外製のソフトやシステムなどを使ったりすることも多いので英語を使うこともありますが、 お店や会社のホームページを運営したり更新する程度でしたら英語はできなくても全然大丈夫です。

WordPressを始めCMSやソフトウェアやアプリなどもほとんどのものが日本語化されており、インターネットで使い方を検索してももちろん日本語で解説されています。

それでもたまに急に英語が出て来てしまうこともありますが、英語が表示されて何て書いてあるか分からない、そんな時でも今ではAIによる機械翻訳の技術が進んでおりインターネット上で一瞬で翻訳できてしまいます。

DeepL 翻訳ツール https://www.deepl.com/ja/translator

ディープラーニングの技術を使った自動翻訳サイト。無料でさまざまな言語を翻訳することができ、精度もかなり高い。

このように英語ができなくてもホームページの運営は十分できてしまうというわけです。

3)おまけ ホームページでよく見る英語

とはいえそれでも、どうしても時々出て来てしまう英語
そこで今回は、「ホームページやインターネットでよく見る英語をまとめて見ました。
これを読んだ後は、急に英語が出てきても怖くない!

Web site
結局の所よく聞く「ホームページ」のこと。「Your web site」などと言われた時は「あなたのホームページ」という意味になります。

Blog
ブログのこと。Web log が語源でウェブ上に記録される、という意味になります。
ホームページとブログの違いについてはこちらの記事をご覧ください。

Domain
ホームページやメールアドレスに使われる名前。弊社の場合はprismgate.jpです。お店に例えるなら看板の役割です。元々は「領土」という意味。ここはウチ!と宣言するようなものですね。

Server
サーバーとは簡単にいうとホームページなどのデータを置いておくコンピューターやサービスの事です。お店に例えるなら土地のようなものです。 これの語源は「料理を置く大きな皿」という意味。そこから皆に配ると考えるとわかりやすいですね。Server Errorと表示されている時はお使いのサーバーに問題が起きているという事ですのでサーバーに連絡しましょう。

Error
そのまま日本語にもなっていますがエラーという意味です。何か問題が起きている、不具合が起きているという意味になります。

Secure
安全、という意味です。これが変化したものがセキュリティ(Security)です。 ネットショッピングなどでよく見る単語です。

Default
初期設定のことです。「Return to Default」やそのまま「Default」などの書かれていることが多く、これを押してしまうと初期設定に戻ってしまうので注意です。

Responsive
レスポンシブパソコンでもスマートフォンでも崩れることなくデザインされたものという意味です。

Accept
承認する、という意味です。内容をしっかり見てから押さないと必要のないソフトがインストールされたりしてしまうこともあるので気をつけましょう。

Ignore
無視する、という意味です。Acceptと同時に表示されることが多いです。 似たような意味で「Deny =拒否する」という英語もよく目にします。

Caution
注意!という意味です。何かしらのエラーや不具合などが起きている可能性があります。 ただ、フィッシング詐欺などもこういう単語を使い不安を煽ってくるので注意です。 似た様な意味では「Attention=注目」という表示もよく見かけます。

Alert
警報、警告という意味があります。大体Cautionと同じような使い方をします。 期限が切れそうだったり更新が必要だったりするときによく目にします。

Active
有効化するという意味です。何かの機能などを有効化したいときに押したりチェックを入れたりします。ちょっと変化させて「Activate(アクティベイト)」もほぼ同じ意味で使います。

Deactive
こちらはActiveの反対で、無効化するという意味です。必要のない時にはこちらをチェックしましょう。

それでもやっぱり更新は不安突然見たことない英語のエラーが出てしまった!
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