ホームページへのアクセスなどを調べる便利なツール「グーグルアナリティクス」。
しかしいろんな項目や数値が表示されているので「見るべきところはどこ?」と思ってしまいます。
ポイントを押さえておけば迷わず見ることができ、とても便利なツールなのは間違いありません!
まず皆さんが最初に気になる、以下のポイントについて書いてみようと思います。
1.ホームページへの訪問数はどれくらい?
2.たくさん見られているのはどのページ?
3.どうやってうちのホームページにきているの?
4.どんなキーワード検索で見られているの?
1.ホームページへの訪問数はどれくらい?
見るべきところは「ユーザーサマリー」
グーグルアナリティクスにログインした状態で、「オーディエンス」 ⇨ 「概要」へと入ります。
「ユーザーサマリー」というページが表示されます。
期間内のホームページへの訪問数などを、グラフと数値で確認することができます。
週・月・年ごとなど期間を指定して見ることができ、前月や前年と比較して見ることもできます。
グラフの下に、セッション数などの数値が書いてあります。
慣れないと、何の数値を表しているのか分かりにくいですので、簡単に説明を書いておきます。
- ユーザー
そのサイトを訪れた「人数」のことです。同じひとが何回訪れても、カウントは1回です。 - 新規ユーザー
指定した期間に初めて訪れたユーザー数です。
- セッション
サイトへの、期間内の合計の訪問数になります。1回サイトを訪れると1セッションとなります。 - ユーザーあたりのセッション数
ユーザー1人あたりの平均セッション数です。 - ページビュー数
閲覧されたページの合計数です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。 - ページ/セッション
サイト訪問中に表示されたページ数の、平均値です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。 - 平均セッション時間
サイト訪問の平均時間です。 - 直帰率
1ページのみ見て、サイトから離れていったユーザーのパーセント数です。
2.たくさん見られているのはどのページ?
見るべきところは「ページ」
「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」と進みます。
すると、以下の画像のような表が表示されます。
ページの横の「ページタイトル」をクリックすると、ページ名が表示されるので、見やすくなります。
上から順に、見られている数が多いページになります。
この表で見ると、トップページが一番多いですね。
その次に多いのが、会社案内やスタッフ紹介で、その次にサービス内容が見られています。
よく見られているページが分かれば、改善がしやすくなります。
そのページ内容をより充実させたり、次に見て欲しいページへのリンクを貼ると、効果が期待できます。
逆に順位が低いページに関しては、全体的に内容を見直す、という選択肢が考えられます。
3.どうやってホームページを見にきているの?
見るべきところは「チャネル」
「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」と進みます。
以下のようなページが表示されます。
画像に表示されている項目のみ説明いたします。
- Organi Search
改google等、検索エンジンで調べた結果からの訪問です - Social
ソーシャルネットワークからの訪問です(FacebookやTwitter等) - Direct
URLを直接打ち込んだり、リンク広告などからの直接の訪問 - Referral
他のサイトからのリンクを押して流入した訪問
それぞれの項目を押してみると、より詳細を見ることができます。
例えば「Social(ソーシャルネットワーク)」といっても幅広いですが、どのツールからの訪問が多いかを確認することができます。
4.どんなキーワードで見られているの?
見るべきところは「オーガニック検索キーワード」
「集客」>「キャンペーン」>「オーガニック検索キーワード」と進んでいきます。
すると以下のような画像が表示されます。
どんなキーワードで検索されてホームページに来ているかが表示されます。
実はグーグルアナリティクスでは、あまり詳しく分からないのが現状です。
1番目に(not provided)と表示されていますが、これは集計不可能だった項目になります。
セキュリティ向上の為、グーグルアナリティクスで見ることができなくなっています。
なので詳しく見たいときには、別のツールを使用することをお勧めします。
グーグルサーチコンソール、というツールになりますが、それについては次の記事で書きたいと思います。
最後に
正直なところ、グーグルアナリティクスは使い慣れるまでは分かりにくいと思います!
私もだんだんと慣れてはきましたが、最初は途中で見るのが嫌になったりしていました・・・・。
しかし今は、検索すれば使い方などはすぐに調べることができます。
グーグルアナリティクスで見るべきところを押さえ、改善を続けていけば、成果がぐっと上がってくるはずです!
ということで今回の記事は終わりたいと思います。
季節の変わり目、風邪などひかぬよう体調管理には気をつけてくださいね★
二宮でした。