こんにちは!芝田です。
今日は「終戦記念日」ですね。我が家はNHKばかりなので、このところ、戦争の話ばかり目にて少々気持ちが落ち込みますが、、、何度見ても、今、戦争がないだけで幸せです。先人への感謝と、戦争のないこの幸せを大切に、一生懸命生きようと改めて思います!
さて、今回はホームページ制作途中でキャンセルできるか?という微妙な問題について、少々語ってみたいと思いますが、以下は私個人の意見でもありますので、ご参考程度によろしくお願いいたします。
お客様と、ホームページ制作業者との間で、トラブルが起こるのはよくある話です。
(実は当社にいらっしゃるお客様でも、一定の割合で他社とのトラブルなどがあったりします)
ホームページという、作るまでは見えない商品。お客様側でも、Web知識をお持ちでないことが多いので、想像と違った!とかで、キャンセルしたくなることも…ありますよね。
結論から申しますと、
ホームページ制作途中でキャンセル出来るかどうかは、発注時の契約次第かと存じます。
口約束の発注で何も約束してない場合は、実際は、キャンセルできると思います。
…発注書や契約書を取ってない業者が甘いので(ー ー;)
ホームページが出来上がってからのキャンセルは?
レストランで料理頼んで「想像と違った味だから!」とキャンセルするのと、同じだと思います。
レストランでも一度作ったメニューは、他の人に回せませんよね?
この時、ホームページ制作業者は、作ったホームページは他に転用できませんし、人件費材料費はまるまる損金になります。
あくまで私の意見ですが、、、全くお金も払わないでキャンセルするのは、人としての品格を疑ってしまいます。
※起業したての頃、大手広告代理店関連の仕事でこんなことがありました。その人は、複数の業者にWebサイトを最後まで作らせて、良いものを選んでまして(汗)こんなアコギな仕事の仕方があるのか?!と唖然としました。で、それ以来、当社では広告代理店の仕事は一切お断りしてます。
デザイン時点でのキャンセルは?
デザインを起こすにも、それなりの人件費がかかっています。その時間は、あなただけのために、デザインを考え、作っていますので。
この時点でのキャンセルは、相談の上、その実費くらいは支払うのが、礼儀かと思われます。
※「デザインをいくつか選んでその中から選びたい」という場合、デザイナーはそれぞれ時間をかけて作成していきますので、価格は高くなります。
キャンセルしたくなるトラブル
圧倒的に多いのが、
「ホームページ制作業者と意思疎通がうまくいかないから、キャンセルしたい!」というもの。
これは制作業者が、なんか高飛車だったり(←IT業界あるある)、必要な連絡も怠っていたりと、受注側に問題があることも多いです。
実は、個人で制作している方には、制作途中でいなくなる業者も…。
ホームページ制作が安いからと、知り合いに依頼したときは、こんなトラブルが多いです。
ですから、知り合いにWeb制作を依頼するときは、たとえすごく仲が良い方でも、仕事と区別して、きちんと内容を詰めて金額もしっかり認識してから進めてくださいね。
いつも実感するのですが、お客様側もホームページ制作業者に対して思い違いをしている場合があり、それでキャンセルしたくなるトラブルに発展していることもあります。
お客様側は「ホームページで商品・サービスを売って、売上をあげたい」という想いがあり、
制作側は「依頼されたホームページを作るのが仕事」と思っていまして、そこにミスマッチが生じます。
※実は、Web制作やデザイン学校では、「どうやって商品を売るか?」などマーケティングは教えていないのが現状。ですから、制作担当者は「いかに良いものを作るか」だけに集中しがちです。
でも、Web制作の費用だけを負担するのであれば、やっぱりWeb制作だけです。
商品をどう売るか?それは、販促の企画料をお支払いすべきかと思います。
余談ですが、、、
当社は、デザイナーをはじめプログラマーまでマーケティングを勉強して、いかにお客様の売上に貢献できるか?と考えつつ制作している会社ですが、
私個人は、基本的には、お客様自身が商品企画・売り方を主体的に考えないと、事業はうまくいかないと感じています。こちらが一生懸命考えても、まるまる人任せって、結局続かないものですから。。。
というわけで、まとめ!
ホームページは、自動的にできるものではなく、専門技術を持つ人の手で作られていくものです。
材料費がないからと見過ごす方もいらっしゃいますが、忘れてはいけません!人件費は、いまの日本では高いものです。
キャンセルされる場合は、そこを配慮した対応をされてください。
その行動は、対峙する業者だけでなく、周りの人にも見られてます。後々あなたのビジネスに何か影響があるかもしれません。
ホームページ制作を依頼する業者を選ぶ場合は、
「見た目や価格よりも、コミニュケーションの取りやすさを最重視するのが、一番!」と思ってます。
これは、私個人が他社に依頼する際の指標でもあります。