こんにちは!芝田です。
ハロウィンが終って、プリズムゲートはもうクリスマスな雰囲気になりました。
もうすぐ年末で、新年がきますね。年を重ねる毎、時間に加速度がついているようです。
今回は、ホームページ制作現場の現実について、少しお伝えしようと思います。
さて。
15年ほど昔ですが、某最大手の通信会社のWebサイトを制作したことがあります。
その時の当社は私も含めて2人。もちろん、下請け仕事です。(※今は、直請けの仕事しかしません。)
このWeb制作を受注しているのは、某大手メーカーの子会社で、
、、、この下に2つの会社を経て、、、ウチに仕事が来ているわけです。
※いったい、その通信会社は最終的にいくら払っているのでしょう??
このような形での受注だと、
大勢でWebを企画したり、デザインしたり、コーティングしたり、検収したりしていると、世間一般では思われてるのでないでしょうか?
残念!
実質、Web企画〜制作していたのは、そのうちの3人だけです(笑)
(私たちと、その上の会社のデザイナー1人)
その他、営業、Webプロデューサー、Webディレクターなど何人も関わってましたが、この方たちの仕事は、私たち制作と発注者の連絡をやりとりしているだけです。
この方たちはマーケティング・Web知識が浅いので、単に仕事を書き回すだけ。
効率は激しく落ちるし、お客様の意志がまったくわからない状態で、Web品質はどんどん悪化の一方。。。
※Webプロデューサー・Webディレクターは、制作側から見ると仕事を邪魔する、憎い存在でした。
あれから年月が経ち、優れたWebディレクターもたまに見るようにはなりました。
ですが、このWeb業界、優れたWeb制作者は少ないし、優れたWebディレクターは、さらに少ないです。(注:私の周囲ですが)
皆さん「大きなWeb会社なら安心」と思っている方が多いですが、会社の規模で決めてしまうと、余計な費用がかかります。実質、下請けの小さな会社へ流す場合が多いですから。(理由:制作は儲からない事業だから)
Webサイト制作を適正価格で作りたいなら、内部制作しているWeb会社へ依頼する方が賢明です。
私は、そのときから「下請けをやめて直請けで行く!」と、決意したのでした!
最近、お客様の会社で「大きなWeb会社なら安心」と制作依頼したら、エライ目にあったという話を聞いて、
ちょっと「思い出しムカツキ」を発症してしまいました。すみません。
「あのWebプロデューサー&ディレクターありがとう〜!直接お客様が依頼してくれるようになったよ〜」
と、心から感謝できるよう精進します。。。