こんにちは!芝田です。
お客様から、ホームページリースでお困りのご相談は、昔から時々ありました。
今回は、ホームページを売り込みに来た販売会社が倒産して、ホームページは表示されていますが、お客様から何も触れない状態。。。
新しいホームページ作っても、前のが邪魔!!!許せん〜!!!
というわけで、弁護士さんにも相談してみましたが、、、結果、、、解約できない。
なんでっ?!こんな腐った会社、許せん〜!怒りで頭バクハツ〜〜〜
しても、意味がないので(笑)、、、冷静に、対策を勉強することにしました。
しかし、私。法律の文章に弱いのです(涙)
(大学の成績は良かったのですが、民法と簿記だけ成績Cついて、憎い教科でした。商学部なのに簿記も?というツッコミはしないでくださいませ)
ネットでもいろいろ見たけど、契約書に判子押すな、とか、弁護士さんの難しい文章なのでよくわからず、、、
そんな中。
飲み友達でもある、中小企業診断士のコンサルタントさんから、1冊のリース契約の小冊子をいただきました。む、これなら薄いし、紙だから落ち着いて読める。。。
※最近気づいたことですが、この飲み友達は、実は、、、中小企業診断士界の重鎮でエライ人だった。持つべきものは友ですね(笑)
そこでわかったことを1つ、備忘録代わりに書きます。
ホームページが無くなっても、リース解約できない
このリース、正確には「ファイナンスリース」と呼ばれる契約。この「ファイナンス」という言葉がつくと、「レンタル」とは本質的に違う契約という意味になります。
どういう状態かと言いますと、リース会社がリースの申込をした人にリース物件の購入代金(この中には、リース会社が購入資金を調達するための金利、リース契約の事務費用、手数料、保険料含む)を融資している関係。
分かりやすくいうと、リース料を支払うことは、リース会社から融資されたお金を分割して返済する、という状態。
家を買う時、銀行に30年ローンとかで、お金借りますよね?
で、その家が地震で2年後に倒壊しても、ローンは残る。。。という状態と同じです。
だから、ホームページが無くなっても、リース解約できない!というわけなんです。
さらに、リースは、家も自分のものには決してならないという事実。。。
いったい何のメリットがあるんだ?? 全くないでしょ!
レンタルだったら、対象が壊れたりしたら直す義務があるけど、リースはそんな義務すらない!
むき〜〜っ!
ホームページ作るなら、銀行やカードローンでお金借りた方が、総額かなり安くなるし、ホームページも自分のものになるし、ぜったい条件がいいですね。
※リース対象は、ホームページ自体でなくて、大体一緒にオマケのようについてきたパソコンや使わないソフトウェアになっている場合がほとんどです。
リースを解約するには?
問題は「どうやってリースを解約するか?」なんですが、ここら辺は、まだまだ勉強中です。
ですが、
販売時に「ウソを言われてそれを信じて騙された!詐欺だ!損害賠償払え!」という方向しかないようです。
一般常識人には、いきなり「詐欺だ〜!」と騒ぎ立てるのは、なかなか心理的ハードルが高いですね。。。
弁護士さんも、リース会社が悪い!との立場で追求するタイプの人にしか解約できないそうです。(by 飲み友達コメント)
…そんな弁護士さんを、私は探してます。
ホームページは総額を見て判断!
皆さんにお伝えしたいのは、「月々3万円で、ホームページは無料でお作りします」
この売り文句は非常に怪しいということ。
5年契約で、総額180万円ですよ?!
そんな高いホームページ、店舗や士業事務所、小企業ではありえません。
リース契約書の判子を押す前に、しっかり総額を計算しましょう!!
ホームページ制作するときに、リース分割払いは「百害あって一利なし」です。
資金がないときは、自分でお金を借りましょう。その方が、断然おトクです。
それにしても、ホームページリースという人道から外れるこの商法。
こんな法律を上手く使ってるなんて、さらに、憎くなりました。
そのうちやっつけてやる!と、固く心に誓ってます。
変な業者にボられないために!
「こんな業者を選ぶと失敗する」という題で動画を作成しました。チェックポイントを簡潔にまとめましたのでぜひご覧くださいね!
皆様、こんな業者にはくれぐれもお気をつけください…。